値引交渉で見積書が有効になるポイント

新車をより安く買うために値引交渉を有利にしようと、他店の見積書を見せることがありますが、見積書が有効になるポイントがあることはご存じでしょうか?

 

ポイントを考えず見積書を見せてしまうと、値引交渉には不利になる場合があります。不利になるケースの典型例は、見積金額ギリギリで値引額が決まってしまい、それ以上の交渉の余地がなくなるパターンです。

 

しかし、他店の見積書を見せるポイントを押さえると、有利に値引交渉を進めることができますので、そのポイントをご紹介します。

 

■見積書が有利になるポイント

 

・ポイント1:値引交渉が最終段階になった時
・ポイント2:姉妹車・OEM車を比較する時
・ポイント3:同一車種でライバル店と比較する時

 

■ポイント1:値引交渉が最終段階になった時

 

購入を希望する車が2台まで絞られ、ディーラーとの値引交渉を何回か繰り返し、あとは値段で決めようという段階になったタイミングで、他店の見積書を出すと効果的です。

 

ただし、その際に大事なことは、ディーラーの担当者に、本命の車とそうでない車を明確に伝えないことです。つまり、担当者に「この車は本命ではないけど、安ければ買いたい」という態度で商談に臨むことが重要です。

 

この交渉術で必ず安くなるとは限りませんが、担当者の心理は「他店よりも安くしたい」が基本ですので、試してみる価値はあります。

 

■ポイント2:姉妹車・OEM車を比較する時
姉妹車やOEM車は、デザインやエンジン、足回りなどは同じでも車名を変えて販売されている車のことです。
姉妹車やOEM車の例は、次のような車があります。
トヨタ「ノア」とトヨタ「ヴォクシー」
トヨタ「パッソ」とダイハツ「ブーン」
トヨタ「86」とスバル「BRZ」
マツダ「プレマシー」とニッサン「ラフェスタ ハイウェイスター」

 

姉妹車やOEM車は、デザインやエンジン、足回りなどが同じなので、メーカーや車名にこだわりがなければ、2つの車で見積もりを取り比較することをお勧めします。

 

ノアとヴォクシーは、どちらもトヨタですが、ノアはカローラ店、ヴォクシーはネッツ店で販売しています。カローラ店とネッツ店は異なる系列店なので、異なる見積りになります。

 

■ポイント3:同一車種でライバル店と比較する時
同一車種の場合は、異なる系列店や都道府県が違う店で見積もりを取ると、見積額が異なる場合があります。

 

トヨタの場合、4つの系列店(トヨタ店、トヨペット店、カローラ店、ネッツ店)に分かれています。系列が変わると、それぞれ経営母体で決済されますので、見積書も全て変わってきます。例えば、プリウスやSAI、86などは4系列全ての販売店で買えますので、見積書は4つの系列店で取り比較することをお勧めします。

 

また、都道府県が異なれば、同じ系列店でも経営母体が異なりますので、見積書の比較ができます。

 

しかし、ニッサンの場合は、系列店がブルーステージ、レッドステージに分かれていますが、どちらも同じ車種を販売しています。トヨタのように系列店ごとに経営母体が分かれていませんので、同じ車の見積りをブルーステージとレットステージで取っても同じ見積り金額になる場合があります。このように、ニッサンの場合は、見積書を取るまで系列店と経営母体の関係が見えない場合がありますので、整理をしながら見積りを取ることが必要になってきます。


このページの先頭へ戻る