特別仕様車はお買い得

自動車のテレビコマーシャルなどでよく耳にする言葉に、特別仕様車というものがあります。それはその名前の通り、仕様が特別になっている車のことです。わざわざコマーシャルで宣伝することからも分かる通り、この特別仕様車は、とてもお買い得なのです。

 

■特別仕様車ってなに?
すでに述べましたが、特別仕様車とは、特別な仕様にして販売している自動車のことです。他にスペシャル・エディションなど、特別感を強調する呼ばれ方をしていることも少なくありません。

 

新車を購入したことがある人には分かっている通り、自動車には、多くのオプション装備が存在します。普段は、それらのオプションを購入者の好みによって装着するのですが、特別仕様車では、多くの人たちが装着するオプションを予め装備したものを用意することで、割安で提供されるものなのです。

 

また装備だけでなく、専用のボディーカラーや特別仕様車にしか装備されない特別なオプションがあることも少なくありません。この特別仕様車は、一般的には、モデルチェンジ直後などには用意されず、モデルチェンジからある程度の期間がたった時点で、販売のテコ入れのために用意される他、メーカーや車種の生誕何十周年や累計何万台生産などの、記念に合わせて用意されいます。また女性向けの特別仕様車といったものや、寒冷地向けの特別仕様車は、その地域ではおなじみのものです。

 

■特別仕様車はお得なの?
特別仕様車には、基本的にベースとなるその車のグレードがあります。そしてその車に、装備を追加したものなので、それぞれの車種のそのグレードの基本的な車の性能が高くなると言うことはありません。しかし本来のそのグレードの車が鉄のホイールだったのに、特別仕様車ではアルミホイールなどが装着されている場合などは、結果的に性能がアップしているとも言えるでしょう。

 

そして購入を検討している側から見ると、その特別仕様車は、ユーザーにとって本当にお得なのかは気になる所です。そしてそれは、状況によって違います。もしある特別仕様車に装備されているオプションが、自分が欲しいと思っていたものが多いのなら、それはだいぶお得になると言えます。それは特別仕様車は通常、同じだけのオプションを装備した時の金額よりも、だいぶ安く設定してあるからです。しかし欲しくもないオプションがたくさん装備されている車を買っても、それはユーザーによってお得とは言えないでしょう。極端な例を挙げれば、沖縄に住んでいる人が、シートヒーターなどが装備された寒冷地特別仕様車を割安で買っても、何の得にもならないのです。

 

■特別仕様という言葉に惑わされない
特別という言葉に弱い人は多くいます。ほとんどの人がそうであると言っても過言ではないでしょう。しかし車の特別仕様車については、冷静に考える必要があります。必要のない装備がついている特別仕様車に魅力がないのは当たり前ですが、多くの特別仕様車には、自分が欲しいと思っているオプション以外に、そうでもないオプションがついていて、それでも総額では割安になっています。むしろ自分が欲しい装備しかついていない特別仕様車に巡りあうことは、めったにないことです。しかし特別仕様車は、ほとんどにおいてコスト的にはお得な設定になっているので、条件が完全に合わないのでなければ、積極的に検討する価値があると言えるでしょう。


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